工作教室

イベント会場や商店街の集客に最も効果的で人気があるのが工作教室(ワークショップ)です。少しのスペースでも簡単に実施が出来ます。子ども対象に行われることが多い工作教室ですが、10年ほど前から環境をテーマにしたワークショップが人気を集めています。材料に廃材を利用するなど環境に配慮した試みが企業のCSRにも関連し関心を高めています。デジタル化された今の時代に物づくりの楽しさと環境問題を考えるきっかけとしてたくさんの場所で普及していただきたいものです。

ここでは、ビジネスよりでなく環境やゴミ問題、自然や生物について活動の傍らエコな活動を行う私の知人のワークショップを紹介します。


四万十川新聞バック

もともと高知県の四万十川流域の住人の方が考案した古新聞の再利用のアイデアが広まり街おこし的な人気となり、テレビをはじめ雑誌等でなんども紹介されている新聞バック。この新聞バックの魅力に取りつかれて四万十川(高知)に行って、公認インストラクターの資格を得た知人が本業の傍ら関東で古新聞のエコバック作りの普及に取り組んでいます。

 開始と同時に黒山の人だかり  みなさん真剣に取り組んでいます 成品  海外の新聞で作ってみました。



・材料は新聞紙だけ。
・はさみ、カッター、のり(ハケで塗るタイプがベスト)
 定規、小さい空き瓶、(折り線を付けるのに便利)
 さい箸(取っ手を作る時に丸める時に便利)
・サイズはいろいろ選べます。
・大きいものは底板も新聞紙で作って補強します。
・新聞のデザインによりイメージが全く違います。

・私も手先は器用な方ですが初めて作る時は結構
 難しく、出来上がりは決して上手とは言えなかった。





←四万十川新聞バックの作り方が購入できます。
 詳しい作り方は企業秘密!?のためワークショップ
 またはレシピをご覧ください。

 銀座のアンテナショップ「銀座めざマルシェ」の高知のコーナーでも
 見かけました。
 完成品と作り方が入っています。
 オンラインショップ→
こちら






どこ竹@竹とんぼ教室

子ども達がゲーム機で遊ぶ時代になってから、自ら遊びを考えたり、自然の中で遊びを発見する機会が少なくなりました。機会が無くなるとモノづくりの楽しさを学ぶ機会もなくなり、モノの価値観を教えるには難しい時代になっています。
この様な中、竹とんぼでモノづくりの楽しさを伝授する「どこ竹@竹とんぼ教室」という会があります。
日本の高度成長時代に活躍された、シニアの方々が地元の小学生や街の活性化に竹とんぼで元気な小学生、元気な街づくりを応援しています。
どこ竹とは、どこでも竹とんぼ教室を。の意味合いで、いつでもどこでも竹とんぼによって、手でものを作る楽しさ、自然と接する豊かさ・青空に飛ばす爽快さを体験していただくことを願いに活動しています。

■竹とんぼ教室の様子
竹とんぼが飛ぶしくみや手づくりの楽しさを教えています みなさん一生懸命竹とんぼを作っています。  出来上がった竹とんぼを彩色して自分だけの竹とんぼの完成です。 出来た竹とんぼを体育館で飛ばします。全員夢中で飛ばし続けています。



材料の竹は会のメンバー自ら地元の竹林の間伐から行い、里山保全にも一役かっています。
竹も間伐しないと森と同様、下草が育たなく 、土壌も荒れ害虫も発生します。放置された竹林ではすでにタケノコも育ちませんが、スーパーで手に入るので関心もないのでしょうか?
昔は竹製品もたくさんありましたが、現在では竹を利用した商品も少なく、放置された竹林が各地で荒れ放題になっています。樹木の間伐は木材とし、ビジネスの需要があり、自治体の取り組みも盛んですが、竹は建造物として認可されていないため、たくさんの間伐材として利用するにも仮設の構造物や装飾品として使用する以外は、小物としてこつこつ材料として民芸品や日用品に利用するのが現状です。一部の会社ではパルプを製造していますが、木材に比べるとビジネスとして需要するにはまだ時間がかかり、リサイクル商品として世に出ているのが現状です。


■材料の調達(竹の間伐)

鬱蒼とした竹林
この中から間伐する竹を選びます
竹はなるべく根元のフシで切り、足元の安全ときりがぶに雨水が入らないようにします
きりがぶに雨水が入ると竹が腐ったりボウフラなど害虫の発生する原因になりますなるべく平にカット 切るのは簡単ですが、山の斜面から枝葉の着いた重い竹を引きずり出し枝葉を払うのが大仕事です

........
最もよく飛ぶように羽根の大きさ
や厚さを研究して出来た工作キット。
このキットで刃物を使わずに作ります
ので低学年のお子さんでも安心です。
学年に応じ小刀で削ったり、きりで穴を空けたり、竹とんぼの形や工作の工程を変えて年齢にあったモノづくりの楽しさに触れることが出来ます。
出来た竹とんぼは竹のホルダー
に入れて首からかけます。
使わない時にはこの様にしまっ
ておきます。全て竹の手づくり。
 



今後の更新予定
 ■牛乳パック工作教室

 リサイクルの定番牛乳パック。
 ご家庭で簡単に手に入り、
 たくさんの遊び方があります。
 子どもから大人まで楽しめる
 牛乳パック工作教室をモニター
 してきます。
 ■ペットボトル工作教室

 ペットボトルはリサイクルゴミの
 代表とて分別にほとんどの方が
 ルールを守って出しています。
 ペットボトルを再利用した工作も
 工夫を凝らした楽しい遊びが
 たくさんあります。
 次回ペットボトルの再利用で長年
 活動をしている知人にお話を聞い
 てきます。
 

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